BLOG, name, ロシア

Москва́ Night  Fever   name 

8/5高橋さんに見送られ心身ともに万全の状態でモスクワに向かうことができました。

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高橋さんは東京下町育ちで、バイクのガレージにも祭りのときの地元の方達との写真が幾つも飾られていました。

日本を愛しているんだなーと思いました。

日本の家、工場すべて整理してロシアの奥さんの実家のあるヨシュカル・オラというロシア人も知らない町にやってきたそうです。

「ロシアに来て髪が白くなっちゃって、日本の友人に会うとびっくりするんだ」

なんて笑って言っていましたが、家族5人、僕達には想像もつかない壮絶なドラマがあったのだと思います。

長男のユウタ16歳は日本語とロシア語を使いこなすナイスガイ

奥さんが、この子反抗期なのと言っていましたが、奥さんは下町の日本男児を支えるとてもパワフルで優しい人です。

「旅が終わったら仕事してお金ためて結婚かなぁ・・・」なんてなんとなく考えていた自分は高橋家に居候させていただいて「家族のあり方」「絆」なんて重いテーマを考えてしまう出会いでした。

高橋家の皆さん本当にありがとうございました。すばらしい思い出ができました。(・・・また行きたいです)


とまあモスクワに向かうことになったわけですが、まずすぐにタイヤの交換をしたいと思っていました。

なんとしてもミシュランのアナキー3が欲しい・・・(理由は後ほど)

モスクワにいくつかあるBMWディーラーに連絡しても「タイヤは無いね」と、言われてしまいました。じゃ~何があんだよ(ー_ー)!!

そこでユウタがモスクワのミシュランのサイトからバイクランドなる日本でいうナップス(首都圏の大型バイク用品店)+KTMディーラーを合体させたようなチェーン店に連絡してくれて丁度通り道にある店舗にフロントタイヤならあるとのこと。(他の店舗はアナキー2ならあるとか連絡つかず・・・)

まあ最悪フロントタイヤだけでも交換するかと考えていました。それは僕のGSが前輪がアナキー1、後輪がアナキー2というおかしな事にあっているからなのです(たぶんディーラーで車両購入時端数を値切った為と思われます 笑)

モンゴルでヨーロパのGS乗りたちに「?」とツッコまれました。それでカラコルムの奥まで行ったなんてお前スゲーなみたいなこと言われました。

(今回僕は旅のために2005年式GSを購入しました。理由はタンデム走行・メンテナンス・予算・世界中にあるディーラーなど、もろもろの事を考慮して6000キロしか走行していない倉庫の中で長いこと眠っていただろう車両を正規ディーラから購入しました。結果ロシアを走破しつつありますが大正解でした。2005年式は古いなんて言われましたが僕の力量からいって軽く400%超え、申分なさすぎです。)

話は戻り、リアタイヤはまだ行けるのですがフロントが各所に深いヒビが入った状態で、寄った先のバイククラブでもお前それやばいぞって言われていました。まさかこの重量でフロントからダメになるとは(ToT)

走行距離から推測すると多分アナキー1はこのGSが初めから履いていたタイヤだと思われます。そう考えると8年前のタイヤで2万キロ走ったことになります。・・・どうもお勤めご苦労様でございました<(_ _)>

8/7バイクランドに着くと早速アナキー3が欲しいと聞くと、「あああ電話してきた日本人か、だからフロントしかないぞ、2ならあるな」みたいな感じ、
そこで僕はパソコンを持ち出し他の店舗に3がないか聞いてみてくれないかと交渉していると「ちょっと待ってろ」と言われアナキー3のリアタイヤを持ってきました・・・あんじゃねーかよ!!(ー_ー)!!  こんなことだろうと思った。

その後ですが・・・旅の話、バイクの話でスタッフの人達と大盛り上がり気が付くと沢山の人が集まっていました。

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プレゼントといってバイクランドのキーホルダーやらステッカー、バイクランド記念ウイスキー、軍手の束などいろいろいただきました。

それから、特別だと言ってここにはピットが無いと言っていたのに裏手のKTMだらけの真新しい工場に連れてってもらいタダでタイヤを交換してくれました。

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バイク屋に行ったら酒瓶くれるなんてロシアっぽくてサイコーです(^O^)

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8/8次の日、初の海外BMWディーラーに行きました。BMWは世界各国にバイク専門の工場があります。BMWディーラーは高い技術と誇りを持ち合わせていると聞いています。僕が出会ってきた沢山のロシアのバイク乗り達は日本車をとても愛しています。一方BMWを「金持ちのおもちゃだ、なんでお前は日本人なのにBMWに乗るんだ」という人が沢山いました。そんなロシアのBMWディーラ、ドキドキします。
行ってみるとびっくり、一から車を造れるんじゃないかっていうほどの巨大ディーラー日本では殆ど無いのですがロシアでは車とバイクが同じ建物の中にあります。その周辺にもベンツやら海外高級車のディーラが軒を連ねています。
回転扉を抜けるとびっくり超美人受付嬢たちが挨拶してくれます。
その脇には沢山の大きなモニターが壁に貼られていて巨大な工場内での様子が一目で解るようになっています。BMWの自信がうかがえます。
小汚い僕はそそくさとバイクブースの方へ
受付に行くとガラス張りになっていて沢山の車両がメンテナンス中

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カタコトの英語で僕のGSをみてほしいと伝えると、対応も超クール、僕を担当してくれることになったスタッフ(ミーシャ)が色々説明してくれます。メンテナンスは30分ごとにお金がかかるだとか君のバイクをみるためには2時間かかるとか・・・昨日のバイクランドとは大違い・・・なんかやな感じだなぁ~ロシアっぽくないっていうか。ホントに金持ちしか相手にしてねーんじゃねーか、僕のバイクを診てくれる人と直接話したいと伝えると、やっとこ工場内に入る許可をもらい中をよく見るとバイクを診てる人が2人しかいない・・・これ全部みるのにどんだけかかるんだよ・・・。作業を見ていると一つ一つをまるで骨董品を扱うように流れるように行っていく・・・なんかプロっぽい感じだしてんな・・・プロだけどさ

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建物内に銀行のような所がありそこで清算を済ませ帰ろうとすると、僕の担当をしてくれていたスタッフ(ウデに一杯のタトゥーを入れた2M位のゴツイ中性的な男性ミーシャ)モスクワにいつまで居るんだと聞かれました。
「明日サンクトペテルブルクに向かうよ」と伝えると21:40にまたここに来いというので、それまで赤の広場やらクレムリンを観光して夜またお店に向かうと、そこには僕を担当してくれていたミーシャがライダージャケットを着て僕たちを待っていてくれました。何故かその脇には150センチくらいの小っちゃい女の子、ミーシャの彼女みたいです。「その大荷物のGSじゃ大変だ君のためにバイクを用意しておいた」
・・・・!!!BMWのビックスクーター・・・これ乗っていいんですか?ちなみにビックスクーター乗ったことないけど・・・

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ミーシャのK1300sに引っ張られながら夢のような夜のモスクワライディングへ・・・
混雑するモスクワの夜道を滑るように後続の僕たちを誘導します、この手際の良さミーシャ只者ではありません。

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夜は建物がライトアップされてとても幻想的、大聖堂などの建築群からマイナーなKGBの建物など、絶対にバイクでしかできない観光。一時間以上走りました。楽しすぎる!!!
バイクってホントサイコーです。

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最後に向かったのがロシアの東大、モスクワ大学前、大学に行くって言われたから、さぞかし立派な建物なのでしょうかと思っていたら、向かう途中でドンドンバイクが合流してくる・・・気が付くと道路いっぱいのバイクの群・・・なんじゃこりゃ!!集会ですか?!!
大学前の広場には数百台のバイクが集合!!

813-6すごい人だかりができていてストリートバイクスタントが行われている。すごい爆音と煙。バンドの演奏も行われている。
今日祭りなの?と聞くと、「エブリデイ」という返事が返ってくる・・・毎日かよ!!!土日はこの倍になるそうです。

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ロシアのバイク魂を感じました。日本の東大前でこれやったら間違いなく機動隊6課出動ですね。(バイク好きは夜のモスクワ大学前に向かえ!世界の歩き方には載ってないぞ ※無理は禁物すごい熱気です)

そして旅人を大切にするBMW魂も強く感じることもでき、ちょっとGSに乗っている事が好きになり、誇りに思えました。

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ありがとうミーシャ世界の何処かでまた逢おう・・・君はサイコーにベンベが似合います。


2013-08-18 | Posted in BLOG, name, ロシアNo Comments » 
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