BLOG, name, トルコ

11/7 始動

皆さんにメッセージを頂き心からありがとうございます。

松尾さんの言葉に我に返り
ぽこけんさんの言葉に肩の力を抜き
モチの言葉に旅の原点を思い出し
浩子さんの言葉に旅の意味を思いました。

その他にも沢山の方から沢山のメッセージを頂き、自分も、新たな旅人に言葉をおくれる人間に成長して日本に帰りたいとせつに思います。
ありがとうございます。

事故はイスタンブール方向からサフランボルに向かう途中の山岳道路で正午、車と正面衝突しました。

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場所は急な坂道を下る途中の急カーブ。状態は砂利道に近いアスファルトで右端は崖になっています。

すれ違う車はほとんどありません。普段は車が膨らんできてもかわせる位の位置を保つのですが右端が崖であったこととスピードが思ったよりのってしまいややINぎみにカーブに入ってしまいました。

そんな時にかぎってピンポイントで車が来るんですよね・・・。

何とか車をかわそうとしたものの間に合わずバイクは急ブレーキで傾きヘッドライト部分に車のバンパーが激しく衝突しました。
その時に自分も頭部と左肩が車のバンパーに当たり直後は脳震盪と肩の痛みで悶えました。

アユミは自分の後ろにいたので大丈夫だなと瞬時におもいましたが、アユミもどこぞやに頭をぶつけ(本人も覚えてないそうです)直後は脳震盪状態、自分が悶えている時アユミの「ねえ!大丈夫!!」という声が聞こえホッとしたのを覚えています。

バイクの状態はヘッドライト及び周囲が粉砕。メーター類の液晶パネルが垂れ下がって割れている状態。
イグニッションの電子盤が砕けているのを見てこれはBMWに持って行かなければ走行は不可能だなとおもいました。

後はフロントホーク・フレームに異常がないことを祈りました。

相手の車は相当年式の古い乗用車に7人位乗っていたと思います。そのおかげもあってあまりスピードが出ていなかったと思われます。
運転手は二十代の若者でした。

すぐに警察と救急車を呼んでもらいアユミを病院へ搬送してもらいました(精密検査の結果異状はありませんでした。胸部の打身のみ)

自分は初めての事故である上に場所が海外の中近東。どんな事になるのかわからなかったのと、バイクと荷物をそのままにできなかったので病院へは行かず事故現場に残ることにしまし た。

警察が4,5人来て距離を測ったりアルコール検査など日本でも見るような光景、思ったより近代的だったのでほっとしました。

その後トラックにバイクを載せ警察所へ建物自体は日本の地方都市と同じような規模、ただ日本と違うのがその警備状態、大きなマシンガンを装備したポリスマン達が警察署を警護して います。

警察署内は平和な田舎町での大事件あつかい・・・・自分の周りには常に10人位の警察官があれやこれやと説明され、トルコ語交じりの片言の英語で説明されるので、ザックリにこんな こと言ってんだろーな程度しかわかりません。

態度はみんな紳士、喉は乾いてないかとチャイを何度も持ってきてくれ、アユミの現在の情報をチクイチ教えてくれて「彼女は大丈夫だ心配ない」と声をかけてくれます。(殆どの話が 雑談でした)
この時にトルコの首都アンカラが200キロ離れたところにあるので、そこまでのバイク輸送の業者の手配を通常の半額で、事故した相手の親族?がしてくれました。・・・どゆこと~

夕方になると警察署長が直々に今後の事などを英語で説明してくれます。

やがて近くの高校の英語の先生がやって着て保険の事、いくつかの書類にサインをしなければならないので書類の内容の説明を受けます。(外国人にサインをさせる時の法律的な決まり のようなものなのでしょうが形式的な感覚でサインをしました・・・これでいいのだろうか?)

まあ完璧に理解できなかったのですが、トルコ政府に対して事故に関しての責任は一切なく、国際法上に基づいて事故は処理されたといったような書類であったとおもいます。
それと警察が作成した事故の調書。

夜になるとアユミが病院から合流、僕たち二人を所長室のソファーで休ませてくれました。その後政府機関のホテルを格安で手配してくれました。
ホテルまでパトカーでの送迎 ・・・いいんでしょうか?

アンカラに発つまでバイクと荷物は警察署で保管してくれるとのことです。

次の日には警察署長家族と100キロ離れたサフランボルに観光してご飯を御馳走になりました(・・;)

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別れぎわに催涙スプレーと大量の缶詰をプレゼントしてくれました。それと所長からフェイスブックの友達申請がきました。お世話になりました。

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事故から三日目アンカラにトラックにバイクを載せて、運転を事故相手の親族がしてくれて向かうこととなりました。

運転手はアンカラの事は俺に任せろといった感じ、何とかBMWを扱うお店へ到着、ちょっと怪しい感じで、なんといってもバイクが一台もありません。マジだいじょぶかぁ~と思いながらとりあえず見積り。

結果直すのに40万ちょっと位、日本のディーラーに相談した時に最低でも50万はかかるんじゃないかといった感じだったので、まあまあの価格・・・しかし40万はあらためてきついな~

しかも一か月は修理にかかるんだろーなーと思いながらメカニックの人と話をしました、とにかく今回は、メーターは諦めると伝えました。スピード感覚も燃料の残量の感覚も体に染みついてるから大丈夫。

シールドもテープでグルグル巻きにしてなんとか使う、最悪ドイツでどうしてもダメなものは取り替える。と言うと
「わかったそれなら1日2日で完璧にするぜ、メータ以外の在庫は全部うちにあるから」

・・・・・怪しすぎるこの店・・・東京の大きなディーラーだってちょっとした部品でも一週間はかかるよ・・・

とにかく今はこの店に頼るしかないから二日後に来てダメそうだったら近くの大きなディーラーに変えようと二日後に店に行くと彼の言葉通り正に完璧状態のバイクがそこにありました

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しかもシールドが新しいものに変わっていてどうやら彼からのプレゼントだそうです。(バイクの各所に不動車から持ってきたと思われるパーツが使われていました。ありがたいです)

メーターもスピードメーターと警告ランプが生きていました。これだったら最後まで変えなくても行けそう(距離と給油はGARMINだのみ)
総額13万円也・・・・助かります。まだ二人の旅が続けられそうです。

心に響いたことはバイクを綺麗に洗車してくれていたことです。彼からの敬意のようなものを感じました。「Teşekkür ederim.」 ありがとうございます。

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事故直後は何度もその瞬間を繰り返し頭の中でリピートしてしまいます、考える内容はだいたい「もしも」という事です。カーブに入るタイミングが4秒違ったら事故にならなかった、
あの時休憩をもう10秒とっていたら、もしあの時リンゴをくれた牛飼いのおばちゃんが、僕たちにリンゴをあげようなんて思いつかなければ・・・・考えればきりがありません。

その行 きつく先はバイクで旅に出なければよかった、生まれてこなければそもそも事故はおきなかった、なんて所に行きついてしまいます。考えることに意味はないのです。

我に返れば只々事故を起こしたという事実がのしかかるばかりです。(ここで旅を終わりにしなければならないかもしれない)

一方で、もし事故相手の車が真新しい乗用車だったら、もしも大型トラックであったら、僕は今生きていなかったかもしれません。意味のないもしもの話です・・・

僕たちは二人旅をしています。どんな旅の形になるのかは全くの予測不能です。

ただ僕たちの使命は無事日本に向かうことです。


2013-11-07 | Posted in BLOG, name, トルコ5 Comments » 

コメント5件

 メガラッキー | 2013.11.07 22:15

トルコの人は日本人には優しいです。昔に多くのトルコ人の命を救ってくれたのを学校でも教えているからです。ですから、その時の恩返しをしてくれるのです。国籍に関係なく助け合う素晴らしさを再発見です。

 かなこ | 2013.11.08 11:21

何より無事でよかった。。笑顔の写真みてほっとしたよ~。
行く先々でいろんな人達との出会いとか、日本で普通に生活してたらなかなかできない経験羨ましいなあ(^^)
無理しすぎず体を大事に旅続けてね。
更新楽しみにしてます!

 みちえ | 2013.11.08 23:22

無事で良かったと・・・・ホッとしています。
ふたりの使命を忘れずに!日本で待っている私達がいることも忘れずに!
無理せず健康に十分気をつけて下さい。

 バイクの松尾 | 2013.11.14 21:12

よかったよかった・・。
計画どうり・予定どうり進めていくのもいいけれど・・なにがあるかわからないのが旅だからねー。

起こってもいないのにいろいろ考えてもしかたない・・

「ことが起こった時」・・に考えるしかないんですよね・・。

あせってもしょうがない「なるようにしかならいんです」

時間が解決してくれましたわたしの場合は・・。

あせらず・メーターは完全に治した方がいいですよ。

さーてと・・まわりを眺めながらこれからゆっくり走り続け楽しんでください。

 chieko | 2013.11.17 16:52

無事でよかった!!
二人とも元気で旅して居るか、心配でした。
くれぐれも、無理せず、安全に注意して旅して下さい。
元気な二人に会い、お話を聞けるのを楽しみにしております。

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