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6/16 旅日誌4日目 ワニノ  「ラッキーとアンラッキー」 

とうとうロシア本土の最初の町、ワニノに到着。だがこの時の時刻は深夜1時。

そう、ホルムスクを朝6時にフェリーで出発し、19時間後の夜1時に私たちはワニノの港に放り出されたのだ。

困った。この町の情報は一切ない。知らない町での野宿は危険だ。
ひとまず町の中心部までバイクで走り、バスの待合室の建物前で朝まで待機することに。

なめさんはここでバイクのオイル交換を始める。日本から持ってきたけれどなかなか交換するタイミングがなかったので、今やってしまおうということになった。

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気温は8℃。風が冷たい。私はというとバイク関係は役立たずなので、ネットでOpen Street Mapを開きホテルの場所を探す。(Open Street Mapとはみんなで自由に地図を作る地図版のwikipediaのことです。町の情報量が多く、銀行やホテル、レストランなどアイコンが表示してあるのでお店も探しやすいです。)

朝4時ごろ。なんとパトカーが通りかかり何やら言われる。やばい!どうしよう!

なめさんが「バイク トラブル オッケー?」というとすぐ去って行った…。

え…?いいの…?どうみても怪しい外国人が大量の荷物を散らかしてバス停陣取ってるけどいいの…?

そして空が明るくなり、荷物を積み直してホテル探しをする。たどり着いたがまだ朝の7時で開いていない…。うろうろしていると、中から女性が出てきて入っていいよ!と言ってくれた。あ~よかった!

英語は通じないのでロシア語の本を指さして話す。宿代は二人で1000RUB(3000円)。シャワーは?というとサウナがあるよと言っていた。このフロントの女性、にこにこ笑顔で重い荷物を部屋に運ぶのを手伝ってくれた。親切な人だ。

無事チェックインして仮眠した後、午後になったのでレストランを探しに行くことに。

バイクで町を走るが、文字が読めなくてレストランが見つけられない。しかも開いているのかもわからない。

うろうろしていると車が通りかかり、中から英語を話せる青年が声をかけてきた。

「何か困ってるの?」と聞かれたので、二人で「ボールシ(ボルシチ)が食べたい!」と伝えると「OK!着いてきて!」とレストランまで先導してくれた。
よく見ると彼の車、トヨタのレクサス。高級車だ。

レストランに3人で入り、ロシア語メニューが読めない私たちに彼が英語で訳してくれ、私は魚料理、なめさんは肉料理を注文。

料理を待つ間に彼はどこかに電話をかけ始め、少し経つと外からバイクの音が聞こえた。

「My Father !」

0616-1お父さんだーーー!!

しかも最新のBMWに乗っている。かっこいい!ライトがLEDだ!

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「Nice to meet you」と言って握手をすると、お父さんは英語は話せないようで「ナイストミチュ!」とかわいい返事をしてくれた。

しばし互いのBMWを鑑賞し合った後、お父さんはバイクで颯爽と帰って行った。
3人でレストランに戻り、やってきたおいしそうなご飯を食べる。

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この彼、現在カナダに留学中の大学生。夏休みのためこの町に帰省しているそうだ。
お父さんはビジネスマンで、自分もビジネスの勉強をしているのだそう。

最新のBMWにレクサス、それにカナダ留学… お、お金持ちなんだなあ… !

 

食事を終え、他に何か困っていることはない?と聞かれたので、スーパーに行きたいんだけど…と伝えるとOK!とまた案内してくれた。
買い物にまで付き添ってもらい、ドライフルーツを選んでいたら彼がお店の人におまけしてよ!と言ってくれたようで、お店の人がたくさん袋に詰めてくれた。

何度も何度もありがとうと伝え彼とはここでお別れすることに。

人と出会いがあるとその日一日が充実した日になるねとなめさんと話しながらホテルに戻る。

今日もいい日だったな~お風呂に入って寝ようかということになり、ホテルの人にサウナに案内してもらった。

中に入るとあらびっくり!シャワーにサウナ、団らん部屋、さらに小さいプールがある!
えー豪華だ!3000円の宿なのに!?やったーといいながら二人ではしゃぐ。

これが本場の入り方だ!と、なめさんが冷えきったプールにもぐり、冷たい!!と叫んで滑って転びそうになりながらサウナに入って行った。
理解できない。

サウナを堪能しさっぱりした後部屋に戻る。この町はいい所だな~と思いながら休んでいると、何故かなめさんが険しい顔でやってきた。

「アユミ…1500ルーブル払えって言われた…」

…!!??
は??1500ルーブル!?…4500円!??
え?サウナ4500円!?

急いでロシア語の本を片手にホテルの人のところへ向かう。
高い!高い!と必死で伝えても向こうはビジネス!と言うばかり。

朝向かえてくれた女性とは別の人なので、朝はそんなこと一言も言ってなかった!と伝えても通じない。
そこへ別の部屋に泊まっていた若者二人組がバイクと一緒に写真撮りたいから外に行こう!と絡んできた。

もーーそれどころじゃないっての!!

サウナが高いって言ってくれ!と若者達に伝えても、そうだね高いね(笑)そんなことよりバイクと一緒に写真撮ろうぜ!!とまったく通じていない。

もう面倒くさくなってきてホテルの人に結局いくら払えばいいのか尋ねると、サウナ一人500ルーブル、二人で1000ルーブルだと紙に書かれた。

500ルーブル…そういえばホテルの入り口の看板に、500!という数字が書いてあった…。
他の文字が読めなかったけど、サウナ500ルーブルって意味だったのね…。

まぁ私たちのために薪を焚いてサウナを使わせてくれたので、そのくらい取るよね…。結局1000ルーブル(3000円)を支払う。

ホテル代とサウナ代で6000円…。サウナに入る前にお金払えって言ってくれたら入るのやめたのになあ…。
今日はハッピーな日だと思っていたのに最後にまさかの落とし穴。

なめさんはその後もずっと若者たちにバイクと一緒に写真撮ろうぜ!と絡まれていた。


2013-07-02 | Posted in BLOG, ロシア, 旅日誌6 Comments » 

コメント6件

 坂江美弥 | 2013.06.21 2:08

あれ??
途中だぁー気になる!
ブログいつも読んでるよー!!

 けんいち | 2013.06.21 20:35

バイクが走れるようになって良かったですね。トラブルも貴重な旅の記憶、しかも、強烈な。何があっても前向きに楽しんでください!

次を読むのが楽しみです。

 ayu | 2013.07.03 0:55

途中で公開してました(笑)
読んでくれてありがとうございます!

 Yuichi Harigae | 2013.07.03 0:59

ちょっとした事でお金を請求されてしまうのですね。
メモメモ……〆
めげずに頑張って~!

 Miyuki | 2013.07.03 8:52

たまにはウキウキ気分にお金払うのも悪くないよ。いい思い出になるよ、コロッセオのグラディエーター記念写真事件みたいに。しっかり疲れを癒してね。

 Birdie | 2016.07.25 8:04

Heck yeah babey-e keep them coming!

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